ロゴをタブレットで作成するメリットとデメリット

ロゴを作成するときのツールとしてパソコンがよく用いられてきましたが、今ではスマホやタブレットを使って作っている人も多くなりました。タブレットで作成する人は特に増えてきている状況があるので、その理由がなぜなのかを確認しておきましょう。

実際にタブレットを使う上でのメリットやデメリットと合わせて紹介します。

「ブランドロゴをフォトショで作成してみた」

ハードとソフトの開発が進んできたのが最大の理由

タブレットを使ってロゴを作成する人が増えてきている最大の理由はハードとソフトの開発が並行して進められてきたからです。タブレットそのものの開発が進められて画面の解像度や輝度も優れているものが増えました。美しいロゴを作りたいと考えたらディスプレイの品質が高いのは重要なことで、印刷したときにも同じような美しさのロゴが作成できるようになっているのが現状です。

また、CPUやメモリも十分なタブレットが多くなり、アプリが軽快に動作してストレスフリーになったのもユーザーが増加する原因として大きいものです。応答性も良くなっているので手先が器用で手早く作業を行える人も快適に操作できるようになっています。

一方、ソフト面ではアプリが次々に開発されてバージョンアップが繰り返されてきました。フォトレタッチアプリのように写真加工などにも応用できる高度なアプリもある一方、タブレットやスマホで気軽にロゴ作成をできるようにするための専用アプリも開発されています。

簡単な機能は無料で使用することができ、高度な機能を使おうとすると課金が必要といった仕組みになっているアプリも多く、試しに使ってみたいというユーザーにとって敷居も低くなっています。その影響も受けてユーザーが増え、口コミやランキングサイトなどで情報が広まってさらに多くのユーザーが興味を持つようになったというのが現状です。

タブレットはタッチパネルで直感的に使える

タブレットでロゴ作成をするメリットとしてまず挙げられるのが直感的な操作ができることです。タッチパネル式のユーザーインターフェースになっているので、ちょっとここを微修正したいというときに指で直接触れて操作できます。

細かな修正をしたいときに指では太いと感じたらタッチペンを使う方法もあります。直接ロゴに触れて作成をしていくことができる操作性の良さがタブレットを使うユーザーを増やしている理由なのです。

慣れてしまうとマウス操作に比べてわかりやすくてスムーズに作成できるでしょう。

ロゴ作成に適したサイズのものがある

タブレットはサイズ的にもロゴ作成に適したものが多いのがメリットです。アプリをインストールすればスマホでもロゴを作成できますが、画面が小さすぎて加工をするのは大変になりがちです。タブレットなら10インチ前後のものもたくさんあるので十分に広いスペースを使って作業を進めることができます。

小さめのロゴであれば画面に実寸で表示して編集をしていくこともできるため、完成度の高いロゴを作りやすいでしょう。持ち歩きやすさとの兼ね合いを考えて適切なディスプレイサイズのタブレットを用意すると効率が大幅に上がります。

専用プリンターで直接印刷も可能

タブレットで作成したロゴを印刷するときにも特にメモリーカードなどに落とす必要がなく、直接印刷できるサービスも利用できるのも魅力です。

タブレットからWifiやBluetoothを使ってデータを送信するだけで、プリンターから印刷されたロゴが出てきます。プリンター側が通信に対応していなければできませんが、アプリ側は大抵対応しているので印刷したロゴを使いたいときにも簡単です。

業者で印刷してもらうときにも同じようにしてタブレットから直接データを送って依頼できる場合が多くなっています。

高度な機能は扱いづらいことが多い

タブレットでアプリを使ってロゴ作成をするデメリットとして、高度な機能は扱いづらいことが多いことが挙げられます。もともとアプリで簡単にロゴを作成できるようにしようという考え方で開発されてきたものが多いので、高度な機能の使い勝手をそこまで重視していないケースが多いのが問題点です。

これはアプリ全般に該当することなのでスマホで作成する場合にもデメリットになる点なので注意しましょう。ただ、だんだんと高機能なアプリも増えてきていて、その機能の高さに耐えられるようなスペックのタブレットも手に入るので状況は改善しています。

「円を活用して簡単にロゴを作成しよう」

課金システムがわかりにくいアプリが多い

アプリを使ってロゴ作成をしていると問題になりがちなのが課金システムの分かりにくさです。アプリによっては無料サービスと課金サービスについてリスト化されていてわかりやすくなっている場合もありますが、課金が必要な機能を使うときに毎回アラートが出てきて操作性が低いということも少なくありません。

逆にあまりアラートが出ないアプリの場合いは気づいたら課金サービスを使うことになっていたというトラブルが起こることがあります。この点も改善が進められていますが、アプリごとに課金システムが異なるので注意しなければならないでしょう。

無料アプリは広告が出るので使いづらい

課金せずに済むようにしたいと考えるのはもっともなことで、無料アプリでも機能が充実しているものが増えてきています。ロゴ作成の専用アプリにも無料のものがありますが、広告が出るので使いづらいというデメリットもあって一長一短です。

課金システムがある有料アプリでも広告が出ることもあるものの、数が少ないのでストレスはかなり軽減されます。無料の方が良いかどうかは個人の判断によって異なるので、実際に使ってみて良し悪しを判断するのが重要でしょう。

どこでも気軽に作成できる

タブレットは小型で軽量なので携帯性が良く、どこでも気軽に作成できるのも魅力です。オフィスでロゴを作成することも、出先で空いた時間に作業をすることもできます。外部での作業ではデメリットになり得る点として情報の漏洩が起こるリスクがあることが知られています。

しかし、ロゴは外向けに見せるのが目的のものなので問題になることはあまりありません。未発表の新製品に印刷するロゴなどを作成しているときには注意が必要になります。

アプリを使ってタブレットでロゴ作成をしよう

タブレットとアプリの開発が並行して進められてきた影響でタブレットによるロゴ作成が簡便になっています。操作性の高さが人気の理由ですが、アプリの機能やタブレットの画面の美しさなどが向上してきたおかげで美麗なロゴを作りやすいのもメリットです。

アプリの課金システムなどの問題もありますが、改善が進められてきています。

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